大町市が持つ歴史ある街並みから、槍ヶ岳をも含む日本屈指の山岳、自然環境までのグラデーションを活かし、レジャー、観光のみならず、人々の人生において大切な自然体験を得られる縦横無尽な次世代のプレイグラウンドを生み出したい。
現代においては経済や効率を求めるあまり、暮らしの中に人間と自然界の本質的な関りが薄れ、温暖化を始めとした生態系を脅かすほどの環境問題が語られ、一方で人々のメンタリティーにも大きな影を落とす原因にもなっています。
我々が「山と人と街」と銘打ったプロジェクトで目指すところは、日本の自然環境の原型がすべて内包されていると言っても過言ではない中部山岳国立公園「北アルプス」で遊び、学び、そしてその環境を守ることを通して、人々の街での暮らしに自然との共生を浸透させ、都市と自然の有機的かつ生産的な循環を生み出すことにあると考えます。
プロジェクトの要は8本の柱になっています。
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01
都市文化と山岳文化の融合
「三俣山荘図書室」における発信 -
02
アウトドアブランド等企業と協働した、
北アルプス環境保全へのドネーション、資金調達 -
03
新たなフィールド「伊藤新道」を始めとした
登山道の維持管理を、行政、ボランティアと協働し整備 -
04
湯俣山荘を利用した
アウトドアフェスティバルの開催 -
05
サーキュラーエコノミーの実現
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06
オフグリッド、
マイクログリッドの実験、普及 -
07
裏銀座エリア再興のための発信
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08
中部山岳国立公園
大町エリアの利用者の底上げ