2023年8月20日に38年の時を経て復活の時を迎えた伊藤新道。アドベンチャー要素たっぷりの伊藤新道を、より安全に、安心して楽しんでいただく為に必要不可欠な『避難小屋』を建造するプロジェクトを実施中です。

第1回クラウドファンディングとして2022-05-31から2022-08-13の期間で実施した「【北アルプスのラストフロンティア】伊藤新道 復活プロジェクト」では、974人の皆様のご支援により、予想を遥かに上回る13,576,100円の資金を調達することができました。
第2回クラウドファンディングの目標は「峠の茶屋」に避難小屋を建築することです。
この避難小屋は河川部から稜線にとりつく箇所にあり、工程全体の丁度半分に位置します。伊藤新道は全長10㎞と長く、またその工程の多くが渓谷の中であるため、もしもの時に通信出来ない場所も少なくありません。
それ故この避難小屋の必要性は
1.急激な増水や鉄砲水で河川部に入るのが危険な時の緊急避難
2.想定外の疲労やケガ等で三俣、湯俣への到着が困難となった時のビバーグ
3.山小屋から往復での登山道整備が困難な箇所での整備の拠点
4.登山道整備の資材置き場
です。この避難小屋が完成すれば、伊藤新道踏破のリスクが大幅に減少し晴れて「伊藤新道開通」といえます。
■避難小屋
伊藤新道の工程の丁度中間に位置する「峠の茶屋」に避難小屋を建築します。これによって増水時や鉄砲水が出たときの緊急避難、何らかの理由により上下の山小屋に到達できなくなった時のビバーグが可能になり、より安全に伊藤新道を利用することが出来るようになります。また山小屋から往復が困難な箇所の登山道整備の拠点としても利用します。

■スラブ桟道
昨年予定されていたスラブ桟道の設置は、第一吊り橋の損壊による工期遅れと資金不足のため実施できませんでした。そこで今年改めて、8月20日(日)の伊藤新道の正式開通に間に合うように設置工事を行いました。施工費用は弊社が負担し、合計¥3,960,000の費用が発生しました。今回のクラウドファンディングの主要な目的は避難小屋の設置ですが、皆様のご支援の一部をスラブ桟道の建設費用に充てさせていただくことも予定しております。

■クラウドファンディングの支援はこちらから
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たくさんのメディア様に伊藤新道クラウドファンディングを取り上げていただきました!
第2回伊藤新道クラウドファンディングの募集を開始して約1カ月、すでに多くの方にご支援いただいております。そして今回、BRAVO MOUNTAIN様、Yahoo!ニュース様、FUNQ様、中日新聞社様にて伊藤新道クラウドファンディングを取り上げていただきました!
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NEWS 2023.07.11
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NEWS 2023.06.26
トークイベント「裏銀座 歴史の断片」動画配信
『URAGIN Magazine』は、北アルプス初のローカルエリアマガジン。ゴールデンウィーク真っ只中の4月31日に、URAGIN Magazine主催で裏銀座エリアの山小屋オーナー4人をお招きし、トークショーを開催しました。
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